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ミッドポイント(ハーフサム)で見る縁について

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ミッドポイント(ハーフサム)で見る縁について

相性を見たい時で出生時間が判らないケースでも、かなり的確に縁を物語るのがミッドポイント(ハーフサム)

ハーフサムでホロスコープを読み解く最大の特徴でありメリットは、その精度と引力だと感じてます。

メモ

ちなみに、ミッドポイント(ハーフサム)は、オーブが少ない(2度とか広めに見ても2.5度ぐらいまで)ので、レクティファイにもかなり有効というのが私の実感だったりします。

特に、縁がある・ないに関しては、すごい雄弁な手法だと思います。以下、この記事を読み進めて頂くと、ミッドポイント(ハーフサム)の有効性に興味を持ったり、何に使えんの?って疑問な人には、ヒントになるのではと思っています。

ミッドポイント(ハーフサム)以前の前提条件

チャートの読みはどんな場合でもそうですが、とにかくアングルとそのルーラー、ライツ(太陽と月)ありき、読みの比重はこのあたりだけで4~6割は決まるんじゃないかと個人的には感じます。この人(?)達なしでは、他の感受点がどんなに良くてもその時点で土俵に上らない要素になってしまうわけで。

ミッドポイント(ハーフサム)は、けっこう強力なホスコープ読みの手法ですけど、そうは言っても、この 不文律を超える仕組みではないと感じます。

こういう基本中の基本部分がいい状態になったうえで、知りたい物事の結果がYesなのNoなの、どっちが縁が強いの、いつ成立するの、みたいな微妙な比較になったときに、より有効な状況を持っているほうが実現したり優位になったり(=成立)するのではないでしょうか。

そこまでホロスコープ読みの話が進んだ時に、このミッドポイントが雄弁に語りだすような感じです。

 

ミッドポイント(ハーフサム)の特徴が最大限に発揮されるケース

具体的に踏み込んで話しますと、例えば一度実現したり関係が成立して、それが続くのかどうか、永続性があるのかどうかを見る時に、どの天体が絡んでいるのか、どのハウスで起こったのか、どのサインに重要な天体があったのか、というのと同時にミッドポイント(ハーフサム)が物申していることが多いなと思います。

口数少ないけど、この人が語ったら間違いない、みたいな長老みたいな感じでしょうか。

強いて比べるなら、同じぐらい雄弁に語るのはドラゴンヘッドですね。これは合かオポジション。細かい解釈ではメジャーアスペクトと重要な天体に対するタイトな150度ぐらいは有効というか見逃せない要素って感じ。

とはいえやっぱり、アスペクトの中ではアングルとライツに対する合、オポジションのアスペクトの"シードの高さ"は秀逸(笑)

 

注目したいミッドポイント(ハーフサム)のアスペクト

話がずれましたが、ミッドポイントはすごい種類があるんで、やはり

注目したいミッドポイント(ハーフサム)


ライツ(太陽と月)
MC、ASCのルーラーがらみ
×
知りたいテーマに関する天体
ヘッドと木星土星
トランスサタニアン

のへんでしょうか。広い(笑)

まあ結婚とかなら特殊な経緯や状況以外は金星はまあまあ外せない、仕事なら契約がらみなら水星、競争なら火星とか、ざっくりだけどそんな感じ。

 

そうそう、(重要な)仕事を始める、辞める、結婚する、離婚する、その他すごく大きなことは、アングルのサインの三区分がけっこう特徴的にでますよね。

時期なんかは特にそう。ライツが両方固定宮でもアングルが柔軟宮にあったりすると、最終決断のタイミングは状況に合わせる(プログレスやソーラーアークでいくつか理由が重なった後、トランジットのタイミングで決定したり実現する)傾向が強かったりするんだなーと。

で、だいたいそういうときは、上に書いたような重要なミッドポイントにもちゃんと出てる。

 

実現率の確証を握るミッドポイント

アスペクトはトランスサタニアンとかプログレス、ソーラーアークの重要なポイントが合計で5つ位重なったタイミングで大きな転換が起こるかなーというのが実感。

出生時間が厳密に判ってればアスペクトは(ライツ、MC、ACとそのルーラーや、聞きたいテーマに関わる天体)3つ以上で、プログレス、ソーラーアークが2つ以上、プラス、ミッドポイントもアングルにトランスサタニアンとかドラゴンヘッド、太陽や土星とか強烈なのなら1個、わりと重要なのなら2個位でてたら、98%決定って感じです。今の所。

これのどれかひとつでも外してると実現率はがたっと落ちます。

状況によって、もっと弱いのがいくつもの重なった後なら、決定打はもっと軽い天体のアスペクトだったり、微妙な感受点だったりする場合もありそうですが。

この辺の温度感を読むのは研究しがいがあって楽しいですね。

 

ミッドポイントとその他の注目ポイントとの優先度

アングルは、その人の人生にとって基準、軸となるものなので、アングルに強い要素を持ってるほうが勝ったり優位に立つ確立高いですね、特に人間関係やとても大きな転機での選択肢とか。

ただし、成立するかどうかと、それが継続できるか、続くかどうかは縁の強さが重要なので、この領域になると、AvやVtとか小惑星のタイトな合とかがけっこう大きな声でものを言ったりする。あとノード(月のノード軸。ドラゴンヘッド、テイルの合がオポジション、他の要素も強ければ90度や120度)は絶対絡むかな。

だいたい選択肢として、どちらも、またはどの選択肢も、アングル、ライツがばしっとはまってたら、ミッドポイントやその他のマイナーアスペクトのタイトなやつがどの程度強いかと、プログレス・ソーラーアークのタイミングや、場所なんかの総合的に強いほうで決まるのかなー

という感じが今の実感です。最終的にはタイミングが左右するかな、そのタイミングを決めるのがライツがらみですかね。

 

ミッドポイント(ハーフサム)で見る縁・まとめ

いろいろなケースがあるので、全てをまとめられないけれど。長く続くかどうかは、縁とタイミング。縁があるかどうか(つまり一度うまくいったものが長く良い状態が続くか)は天体だけじゃなくて、Av-Vtやノード、みたいな時空を超える感受点が目立たないと、または重要なミッドポイントが3つ位絡まないと難しいなーというのが今の所の私個人の実感です。

ミッドポイントの発言力は、議長クラス

人生って面白いですねー。

RSS AstroLifeLabo研究員

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