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タロット(THOTH)

THOTH TAROT(トートタロット)とホロスコープを組み合わせて読む方法

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THOTH TAROT(トートタロット)とホロスコープを組み合わせて読む方法

何年経つだろう、タロットはTHOTH(トート)しか使っていない。単に相性だと思いますが、他のタロットだとワクワクしないんですな(こんまりさんかよ)。今回はそのお気に入り過ぎるTHOTHの話と、せっかくなんでホロスコープとどう組み合わせて読むかについて少し書いてみようかと思います。

THOTHタロットの素晴らしいところ

いろいろ解釈や使い方はあると思うんですが、トートは魔術師のアレイスター・クロウリーが作ったというだけあって「どうやったら結果を変えることができるのか」みたいな課題解決に最初っからフォーカスしている感じが大変気に入っていますね。

魔術で変えちゃおうぜ、みたいな志向(と私が勝手に感じている)なんで、どんな結果が出ても怖くないんですな。だからフラットに占いやすい。


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THOTHタロットの特徴

THOTHタロットファンである私・研究員が個人的に感じるふわっとした特徴を上げてみますとですね・・・

逆位置がない(あるけど読み方が違う)

けっこう独特な構造になってて、と言っても他のタロットに詳しくないんで正確な比較はできないんですが、まず判りやすいところでは逆位置は意味が逆というふうには読まないんですね。強調させて読む

占星術で言うと1つのサインに天体が集中するステリウムを読むときの感じに似てるかもですね。満月とかね。

ちなみにマイナスっぽい意味あいは、カードの並びや、5、7とかのネガティブカードで読んだりします。まあでも、世の中マイナスの出来事の中に次の幸運の種が隠れてるんで、どのカードが出ても「どうすれば目的が叶うか?」という視点でヒントを掴むつもりで読むのがコツと言えば研究員的なコツでしょうかね。

トートを使うなら、いわゆる逆位置の概念はキレイさっぱり捨てましょう。私が他のデッキを使わないのはそのせいもあるかもしれない。逆位置の読み方がデッキで変わるのをうまくスイッチできないからかもしれないですね。

ナンバーや図柄が独特

時空が歪んだようなパワフルな図柄が特徴的なTHOTHですが、番号のナンバリングも独特です。Ⅷ がPower(力)、ライオンと若い女性のあのカードではなく、0  Foolのパートナーとも言われるAdjustment(調整)だったり、Ⅺが Lust(欲望)とかね。

このLustはかなり激しくて、占星術で言うなら冥王星がかかった金星って感じ。単なる欲望というより、無意識からくる止められない衝動のような強烈な欲望ですね。ⅩからⅫに至るにはそれ位のパワーが必要なんでしょうね。

衝動って出そうと思ってもでないんですよね。出したくなくても出ますしね、まさに無意識の領域。常識とかで押し込めているので、まさにその常識を取り払わないと、欲しいものは手に入らぬよ、みたいな感じですかね。

特に現代の若者の皆さまも大人も、日本人は抑圧されているので、上手にそのパワーを使えば目標を叶えるすごいエネルギーになるでしょう。もちろん、欲望のままにではなく、うまく方向性や場面を選ぶことでね。

裏面のデザイン

カードの裏面のデザインも好きなんですよ。幾何学っぽい図柄の上にクロスと花柄のような図案がかさなっていて、それをぐるぐるシャッフルするのも、左脳と右脳がいい感じに混ざる感覚で楽しいのです。物事の解決もクリエイトも、右脳と左脳どちらも必要ですから。

裏面の柄は大切ですね。

タロットが当たるようになるコツ

習い始め、使い始めは、早く読めるようになりたくて本もよく読んでましたね。特に独学でやっていくなら有名なクロウリーが記したこの本もやっぱり欲しいですね。もともとこの本を元に、レディ・フリーダ・ハリスが絵柄を描いたのでね。

トートの書

タロットは、持ち主に合わせたカードが出てきたりするのも面白くて楽しいところ。自分と相性のいいカードってあるんですよね。意味が読みやすいカード。あとよく出てくるカードもありますね。

私はホロスコープの独り研究所とかのたまっているだけあって、Ⅵ LOVERS とか出てこないですね。恋愛だけじゃなく自分と異なるけど共通点もある人間関係なんかもよく表すんですが(私の場合ですね)、自分のことを読む時はあんまりでてこないですね。

カードがより当たるようになるには、とにかく数多くいろんなことをカードで占うことですかね。ホロスコープとおなじですね。いろんなことに興味をもってカードでちょいちょい占って、記録して、後で確認する。これに勝る方法はないですね。個人的には非売品の解説書籍を譲り受けたり、THOTHに関してはワークショップに参加してみたりしたんですが、やはりこの自分で数多く占うのが一番効果的でしたね。

毎年、だいたい元旦に自分の1年をTHOTHで占うんですが、おっそろしく当たりますね(個人的な経験ですが)。気配もないのになんでこのカード???と思ってたら突然カードが意味するど真ん中の出来事が起こったりですね。ホロスコープのトランジットとかネイタルの年齢域も見たりしながら、組み合わせて読むと楽しいですよ。

 

【実践編】THOTHタロットとホロスコープの組み合わせて読む方法

ホロスコープのトランジットやネイタルの年齢域と、THOTHタロット(別にTHOTHに限らずタロットなら何でもできると思いますが)と組み合わせる話がでたところで、もうちょっとその組み合わせて読む方法について踏み込んでおきたいと思います。

タロットはホロスコープのより具体的で客観的な状況を補足できる

ホロスコープでは、出生図・ネイタルチャートに青写真が、トランジットで起こって来る周囲の現象が、プログレスやソーラーアークではわりとメンタル面の変遷とそこから無意識に呼び寄せやすい周囲の状況なんかが読めます。

で、何十年か生きてると過去の経験から物事の捉え方のパターンがでてくるんで、例えばトランジットの示す状況では絶好のチャンスが来ている時に、よし!と乗っていけるパターンと及び腰すぎてあんまり恩恵を受けられないパターンがあるんですよね。

そんな感じで、どうもトランジットとか出生図が示している時期や傾向と、現状の感じがあんまり合ってないな・・・なんて時にはタロットの出番ですね。実際の自分の状況は客観的に見てどうなのか、今のままでいくとどうなるのかというのが具体的に読めるので、ホロスコープで読み切れないとか読みづらい細かい部分を細かく補足して読めるんですね。

時期もホロスコープに出てるのとだいたい同じに出てきますね。

ホロスコープに出ている意味を具体的に掘り下げる

意味的には似ているんですが、ホロスコープに出てることをもっと具体的に掘り下げたい時にも便利です。例えば7ハウスに木星が来たりしていて、あなたを引き立ててくれる人が表れるみたいな時期に、それは男性なのか女性なのかとか、何人かいるけどどの人?みたいな疑問を絞っていくのにはピッタリですね。転職でAもBも受かったけどどっちがいいか?とかですね。

仕事とかパートナーシップ、長期投資なんかは長い期間関わってくることなので、タロットだけだと逆に期間が短いんで、ホロスコープも必ずチェックしますね。タロットは自分で期間を決められますが、だいたい長くて1年ちょっとという感じですね。それぐらい経つと自分のやり方や興味とか考え方も変わりますしね。

そんな感じで、期間と具体性に関して、ホロスコープとタロットでは得意なキャパが違うって感じが判って頂けたでしょうか。だから使い分ける&一緒に使う意味がでてくるんですねー。楽しいですよね。

THOTHタロットのちょっとした注意点

最後に注意というほどでもないですが、これからTHOTHタロットを購入するというときはサイズが3種類あるので気を付けて選ぶのをおすすめします。

私はカードのビジュアルからのインスピレーションが欲しいので、ちょっと大き目のスタンダードデッキを使ってますね。手の小さい方は扱いづらいのでもうワンサイズ小さいポケットサイズのほうがいいかもです。

図柄が大きいほうがいいというかたはラージサイズがあります。これはポーチもついてていいですね。私は黒い少し厚手の布製のポーチに入れて、すぐ手の届くところに置いてあります。

タロットはカラフルで視覚的に訴える力があるので、占いでは説得力があるツールですよね。自分の視点の枠を超えた解決策を見つけたい時に、THOTHタロットはぴったりなので、個人的にはホロスコープとの合わせ使いをかなりおすすめしたいデッキですよ。

 

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