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"何か"が重くて手がつけられない-木星と海王星オウンサインでのスクエアとそれが向かわせる目的とは

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判ってるのに、ここ数か月、仕事に手がつけられない」と何人かから聞くことが重なりました。理由はハッキリしないというか、これまでのように価値を感じられない、という感じに近い、意味不明のモヤモヤが共通点のようです。

今回の記事は、これに近い経験をしている人には、何が理由で、どんな意味があるのか、今後どんな選択をすればいいのか、わかるかもしれません。

 

"何か"が重くて手がつけられない-木星と海王星オウンサインでのスクエアとそれが向かわせる目的とは

まずこの ”何か” モヤモヤとした重い物の正体をみてみましょう。

手が付けられない-木星と海王星オウンサインでのスクエア

恐らく "手が付けられない" は木星と海王星のスクエアかと踏んでいます。両方オウンサインで、どこまでも果てしなく広がる、飛び出す、吸収するのは得意だけど、"骨格" がないんですよね。

しかも、スクエアなのでテーマは同じだけど、方法論が違うんですよねー。個人的に思うには、共通して欠落しているのが、この ”骨格” という感じです。

 

共通するルーラーを持つ射手座と魚座

射手は仲間が必要だったり、哲学が必要で、それがないと無意味に感じてしまうことが多いでしょうね。魚座はビジョンや空想が広げられれば、自分らしい居場所を感じられるんですが、人の役に立ってないと立つ瀬がない感覚に陥ったりすることがあります。

魚座のもともとのルーラーである木星は、社会の中での正義とか善意とか王道みたいな感じを表していて、魚座の感覚や直観、空想力や受容力は、実は社会の中の善として働いてないと立場がない、居場所がない、という感覚に繋がっているようにも感じられます。

達成感や満足をもたらすもの

人のやりがい、達成感というのは、自分で未来を予測して計画し、それがどれぐらい達成できたかを計れる時に、最も高まるそうなんですよ。計画という軸があり、それがあるから始めて、行動が成果という意味を持つとでも言うんでしょうかねー。

目的のない行動は、成果として実感することができないから、行動すればするほど「意味のない不確定なもの」を増やすことになるので、ジレンマが起こるのかもしれません。

 

モヤモヤの理由を表す星の動き

実は、モヤモヤみえない感じは、この木星と海王星、しかもオウンサインでのスクエア同士(木星は海王星の第2ルーラーというか、元々のルーラーですしね)以外にも、個人に限って強く作用させるケースがあるんですよね。

それは、ノード軸の回帰。オポジションよりはやはり回帰のほうが顕著ですね、私の大したことない研究結果ですけど。

で、このノード軸と言えば、木星と海王星がスクエア作ったころと同時に、非常に興味深い動きをしてますよね。そうです、土星・冥王星がいる山羊座に、ノード軸がはいってきた件です。

 

察知している"何か2-カーディナルサイン終盤のずっしり重みあるスクエア

人って不思議で、天体とか感受点の動きを無意識に察知しているように見えます。重い動きがある前は、"来る何か" を察知しているようなケースを、かなり頻繁に見かけます。

今回の "何か" は、山羊座土星・冥王星とノード軸(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)に牡羊座に戻っている天王星で作るスクエア(Tスクエア)だろうと、私は感じています。

多くの人が今、直観的に見据えている視野、未来の範囲とは

天王星こそ牡牛座に再度進んでいきますが、この動きは来年2019年末に、木星も加わって山羊座で盛大なステリウムを作ることも、明らかに予感しているケースが多いように見えます。

つまり、今自分が選んでいる環境や物事は、この先、山羊座という社会を作る枠と自分をどうつなげるかを決める、それに直接関わるとどこかで察知している人が多いのだと思います。土星は、しかも山羊座の土星ですから、形や現実を伴いますし、冥王星とコンジャンクションしていくので、非常に大きな形ある変化になるはずです。

自分の人生への影響度

当然、これらの「長期にわたる具体的な変化」を示すアスペクトは、全ての人の個人的な未来にも影響があるでしょう。

これを感じているからこそ、射手座木星と魚座海王星の求める仲間や哲学、理想、社会の中で認められる立場を、どこに着地させるのかを、真剣に考えざるを得ないのだろうと思います。

所属する先-蟹座・山羊座ラインのノード軸

さらに、蟹座と山羊座は、家族や社会など、他人との公の関わり、所属する先であり帰る先をあらわす一面があります。ここにも、”誰とどう繋がるか” という、魚座海王星、射手座木星と同じテーマがふたたび現れているように思います。というか私がそうみているだけですが。

たぶん、多くの人が、このテーマを強く感じているはずですが、上でちょっと触れたように出生図・バースチャートのノード軸に回帰を迎える人は、余計に強く感じていると思われます。

 

この場合には、身も蓋もないですが、対処方法はないです。何せノード軸なので、個人を超えた力が自分の中をぐっと通っていくので、その間待つしかないんですよね。あがいてもムダだなと私は思っています。大丈夫、ちゃんと時期が過ぎれば何かが自然にみえてきます。

占星術が好きな人や独学をしている人は、自分の中に起こる変化を眺めたり、記録したりするといいと思います。私はすごく面白い、興味深い時期だと思っています。

 

"何か"が重くて手がつけられない-まとめ・どんな選択をすべきか?

"何か"が重くて手がつけられない-この感じは、ノード軸の回帰だけなら、時間を待つだけでいいんですが、今回は書いてきたように、近い未来の確実な変化に繋がるので、前言撤回のようですが、ただ待つだけというのはけっこう辛いというか、できないだろうと思います。

 

人って面白いなと思うのは、条件で選ぶと、状況は必ずかわるので、その変わった時に崩壊するケースが多いってことです。結婚相手とか就職なんかそうですよね。たまたま、相手とノードとかいろんなアスペクトで強く結ばれてれば、一緒に動いていくケースもありますが。

だから、今選ぶのは、条件よりも本当に自分らしくいられるか、それを共有できる仲間のところに行くか、ではないかなー、と私個人は思っています。仲間と自分らしさを選ぶなら、まずは自分らしさですかね。そこを起点に、環境をリプレースしていくというか

なんかそういう気配が濃いなー、と思っています。コミュニティビジネスが流行ってるのも、そのせいでしょうかね。ま、これは別の大きな動きの予兆だとみていますが、話が変わるので、別の記事にしたいと思います。

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