金星と土星も合、コンジャンクションしてましたが、個人的にやはり気になるのは、木星とドラゴンヘッドの合です。で、地味に(?)カイロンとオポジションになっているのもエフェクトかかってるように思います。
一説では、ドラゴンヘッドは木星の効果というのか、影響というのか、働きと良く似ている、と言われています。私個人は、似て非なるものだと思いますが、表面上はまあ似てるか似てないかって二択で言ったら、似てるほうかなあ。否応なく広げる感じというのか、否応なくそうせざるを得ない、と言う感じが、似ている。
否応なくというのは、木星以遠の天体の働きというか、天体が示す働き全体に共通していると思います。木星、土星、天王星、冥王星、海王星。恒星もね。こういうくくりの中では、ドラゴンヘッドと木星は一番近いと言えば近い感じかなとは思います。冥王星と海王星のブレンドしたやつが木星の仮面かぶった感じかな、ドラゴンヘッドは。木星の仮面をかぶってなりすませるんだけど、規模としては木星よりずっと大きい。
しかも(?)、木星は逆行始めたばっかりなんですよねー。木星とドラゴンヘッドって、このふたつだけだと時期を示すにはゆるすぎる(示す期間が広い)と思うんですが、こういう方向転換(地球から見た場合の方向転換で、実際は方向転換なんかしてないんだけど、どこから見ているのか、というのは運勢上は非常に重要)する時期というのは、やはり判りやすいことが起こりますよね。
その理論で言うと、5/9の木星順行の辺りもなんかありそうですよね。ドラゴンヘッドとの合もオーブ内ですしね。しかもこれまた似てる感じの海王星がわりとタイトなオポジション。同じ柔軟宮の射手座にやはり広くはないオーブで土星がいて、火星がどんどん近づこうとしていますしね。ちなみにその5/9頃は太陽と水星もぴったり合、近くに金星もいて、木星、冥王星とグランドトライン作ります。地のサインでのグランドトラインで、木星順行というタイミングなので、やはり現実的に何か変化が加速されるでしょうね。
グランドトラインなので、水星が牡牛座に入る4/6頃からの延長線上になると思うので、その頃には具体的に何が動くのかが明確に判るでしょう。ざっくり分野としては、そのグランドトラインの一角の順行した木星が再度近づきつつあるドラゴンヘッドと合になりつつあるポイントとスクエアを(すでにセパレートですが)とっている土星と同じサインに火星が入る、3/6頃にはだいたいのポイントとなる流れが判るかもですね。
というか、3/9の魚座日蝕のオポジションに木星・ドラゴンヘッド、Tスクエアに土星と言う配置を控えていて、その3/6には木星と天王星は150度、冥王星と天王星はまだセパレートでスクエア、土星と天王星は120度、そこに火星が天王星と135度を取りに射手座にイングレス、というタイミングなので、けっこう大きなことありそうだなー、と個人的に思います。天王星が3つの重い天体とはーどメジャーアスペクト取ってて、そこに火星が着火ですよ。これは・・・な感じですよね。個人の人生としては、使い方はけっこういい感じに使える方法もあるとは思いますが。
話が先に飛びすぎました。
えー、今の1/12現在、この木星とドラゴンヘッドの0.3度程度の非常に緊密なコンジャンクションに、太陽と逆行水星の合がタイトに120度のトラインを取りに行こうとしています。ここも地のサインなので、何か形あるものとしての動きがありそうですね。しかも木星とドラゴンヘッドがいる乙女座のルーラーが水星でここで絡んできますし、逆行なので、ヒントは以前、多分12月末頃に一度投げかけられている可能性が高い。
今回のこの木星とドラゴンヘッドの合は、冥王星がやはり地のサインでトライン取るというのが、影響というか示す物事の規模とかインパクトを何倍も大きくしていますよね。これまた3月下旬には木星が冥王星と、再度タイトにトライン作って、ドラゴンヘッドがそれを追いかけますので、ふむふむ、目を離せませんなあと思います。
と言っても、乙女座の木星とドラゴンヘッドなので、なんつうか地味?そういうと怒られるかもしれませんが。夢がない。いや、本当は誰よりもものすごく夢みているんだけど、あまりに美しい夢を見れてしまうが故に、それを壊さないように徹底的に外堀から埋め尽くす、という手段を取るのが乙女座ってイメージ。だから表面上、すんごい地味。この世のものとは思えない美しいビジョンが本人の中ではけっこう広がっているんです。それがどのぐらい現実と乖離しているのか、本人が一番シビアに判断している。でも諦めきれないから、追うわけです。追うからには逃したくないので、手堅くやっていくっていう構造。かなあ。
だから多分、みんなそういうものが、自分の中には広がっているし、そういうビジョンが、一人ひとりを強く導いてくれたり、支えになってくれるかもしれません。でも、支えにするには、はかなすぎるほど美しい夢、ビジョン。それを追える精神力と体力がある人は現実で頑張るチャンスが掴めるし、ない場合はけっこうきついかもです。土星がスクエア、海王星がまだゆるいですがオポジションとっているので。
とにかく、負けないことですかねー。天王星と冥王星と土星ですよ、そして木星とドラゴンヘッド。そこに火星が加担してくるんですよ、これから。木星とドラゴンヘッドと冥王星、土星と天王星がトラインってところが大きな救いでもあるけど、多分政策としては多くの市民が望まないほうにいくでしょうな。ひとりひとりが冥王星とドラゴンヘッドを使いこなす「本気」がないと流れはなかなか変わらないのかもしれません。一ミリも嬉しくないけど。
個人の人生の運気としては、うーん、やはり、真剣に考えないとダメよねー。天体に使われているようじゃ。冥王星も海王星も天王星も人生を時に破壊する力が充分にある(ことを示す)天体なわけで、それ位の気合がどこかにないと、そういう大きな波に飲み込まれてしまう。使う側に立てないと、使ったるわ!と思えるほどの何かを見つけていないときついかなあ、自分も含めて。
その動機は何でもいい、むしろ本能的な欲望でいい、その位の着火力は必要ですよね。使い方はもちろん、理性を大きく働かせたいとおもうけど。めちゃくちゃ抽象的な記事になってしまいました。意外と「欲」ってパワーをくれるので、こういうハードな星回りの時はうまく使いたいですね。表面上、木星とドラゴンヘッドっていいかわるいか、はっきり分かれてしまうと思います。その陰(?)に隠れているのがこういうトランスサタニアンの招集なので、よけいにね。
とは言っても、天王星と土星は火のサインなので、このへんをうまく使える人であれば、逆にチャンスですよね。チャートで言うなら、太陽とか火星、アングルや、そのルーラー、天王星、冥王星が、ドラゴンヘッドが火のサインか活動宮にある人とかが代表的かなあ。プログレスの太陽とかMCとかそのルーラーでもいいかな。もちろん月や在室するサインのルーラーでも有効な場合はあると思います。
とりあえずは、3月を目指してやっていこうではありませんか、今まだ決定的事項が起こってないかたは、本番は6月以降の場合が多いですかね。私もヘタレですけどできるかぎり気合いれていきたいと思います。